今すぐ始められる！小さなお店の顧客獲得術【毎日3分でOK】

多くの小さなお店の経営者の共通の悩み、それは「もっとお客さんを増やしたい」ということではないでしょうか。でも、時間もないし、お金もない、新しい施策を考えたいけど日々の営業で手一杯…。

そんな悩みを抱えている経営者さん必見、本日は、わずか3分で実践できる効果的な顧客獲得戦略をご紹介します。経営改善のために、「とにかく何かを始めたい！」と焦りを感じている方は、ぜひ実践してみてください。

「たった3分」と聞くと、その効果に疑問を感じるかもしれません。3分と言えば、カップ麺ができるのを待つ時間です。

しかし、経営において重要なのは継続性です。たった3分という小さな行動でも、毎日コツコツと続けることで、お客さんとの関係が少しずつ深まっていきます。そして、小さな成功体験を積み重ねることで、あなた自身やお店のスタッフのモチベーションが驚くほど上がります。まさに一石二鳥ですよね！

「いらっしゃいませ」という当たり前の言葉。お客さんの目を見て、心からの笑顔で「今日も来てくださってありがとうございます！」という気持ちで言えていますか。

日本はおもてなしの国ですが、近年、入店しても「いらっしゃいませ」と言われない、全然違う方向を見ながらぼそっと言われるなど、歓迎されているとは思えないお店の挨拶が増えているなと感じています。そんな素っ気ないお店と、温かい挨拶をしてくれるお店、どちらに来店したいかは明白ですよね。基本だけれど、気を抜くとすぐにないがしろになる最初の挨拶。たったこれだけで、お客さんの印象はグッと変わるのです。

皆さんはお客さんのお名前、何人言えますか？「田中さん！いつもの席空いてますよ」なんて声をかけられたら、嬉しくなりますよね。お客さんの名前を覚えて、声をかけるだけ。その一言で、お客さんはお店の「常連さん」気分になれ、お店への好感度が上がるのです。

例えばランチにどこに行こうか迷った時、「今日は絶対にあれを食べよう！」と明確な希望がない場合、次に選択肢に上がるのは居心地の良い店、温かく迎えてくれるお店ではないでしょうか。ちょっとした会話をきっかけに、お名前を伺ってメモしておき、呼びかけてみましょう。

「SNSのアカウントはあるけど、投稿を考えるのは時間がかかるしほったらかし…」という状況になっていませんか。３分あれば、大丈夫です！例えば、飲食店なら「日替わりランチメニュー」などを1枚撮影して、ハッシュタグをつけて投稿するだけ。

ランチタイム前に投稿すれば、「これ食べたい！」というお客さんの来店動機に繋がります。「限定〇食です！」などと、特別感を感じさせる情報をつぶやくのも良いですね。お客さんの行動を促す、ちょっとしたきっかけを逃さないようにしましょう。

クレームやご指摘を受けた際、「嫌だな、面倒くさいな」と思って、お客様の怒りが過ぎ去るのを待ってしまっていませんか。しかし、わざわざクレームを言ってくれるお客様の大半は、「このお店にまた来たいけど、ここは直してほしい」という気持ちで厳しいことを伝えてくれています。お客様から成長の機会をいただいた、と見方を変えてみましょう。例えば「コーヒーがちょっとぬるすぎる」というお声を受けたら、すぐに温度調整する。改善事例を「お客様の声コーナー」として店内やSNSで紹介することで、お客様の声に応える姿勢もPRでき、リピーターだけでなく、新規顧客の獲得にもつながっていきます。

お店であれば、少なくともお会計を担当したスタッフは「ありがとうございました」と言っているかと思います。しかし、他のスタッフは素知らぬ顔なお店、すごく多いと感じています。1人よりも2人、2人よりも3人、全てのスタッフから声をかけてもらったら、気持ちよく退店できますよね。数の力は偉大です。

もし、スタッフが自分1人ならば、3人分の気持ちを込めるつもりで、心から「今日は来ていただいて本当にありがとうございました！」という想いを伝えましょう。自分で思うより、感情は表に表れています。たった一言が、お客様の心に残るのです。

毎日3分、ほんの小さな積み重ねが、大きな集客成果につながります。笑顔での挨拶やお声がけ、SNSの活用、クレーム対応、感謝の気持ちを伝える…。これらは全て、たった3分で誰でも今日からできることばかり。おそらく、新規開店したときは意識して行っていても、時が過ぎ、ある程度経営が成り立ってくると、だんだん疎かになってしまっていることではないでしょうか。

もちろん、これだけやれば経営改善は十分、というわけではありませんし、当社では、今後も売上アップし続けるために抜本的に経営改善するお手伝いをしています。しかし、今すぐ何か改善できることをしたい、ちょっとでも顧客を増やしたい、そのように感じている経営者の皆様は、ぜひ今日から実行してみてください。